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「山登りのススメ」08:雪山シーズン到来

冬は気温が低く、飽和水蒸気量(空気中に含まれる水分量の限界)が少なくなるため、空気が澄み、遠方まで景色が望めます。
一年を通して最も感動的な山頂を味わえる季節と言えます。

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アルプスではすでに10月の頭から初冠となり、積雪シーズンとなります。

雪山は雪崩、凍傷など遭難のリスクが格段に向上するため、そのリスクマネイジメントは命がけです。

リスクマネイジメントとは、「リスクを回避するだけでなく、時には敢えてリスクを取る」ことだというのが自論ですが、雪山登山よりこれを何度も思い知らされる経験を私は知りません。

今年の初めには北アルプス一の鋭峰、槍ヶ岳(3,180m)に単独で登りました。

ソロのため、荷物は重く、雪崩などが起きた場合、そのまま死に直結してしまうような登山だったため、集中力が途切らすことができず、11時間かけてたどり着いた山荘では、ホッとして暖炉の前で3時間ほど失神したように寝てしまったのを覚えています。

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翌朝、雪が積もらないほど尖った、槍ヶ岳の穂先(山頂)に取りついたときは、ザックを下し、アイゼンとピッケルだけで登って行ったのですが、滑落の恐怖で息が上がったのを覚えています。

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ハイリスク、ハイリターンという言葉がありますが、リスクを負いながら登ったこの山の頂からの景色は、腰が砕けるほど感動しました。

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雪山に登り、安全に帰ってくるためには、日頃からの訓練が必須となりますが、無雪期の登山のノウハウが活かせる部分が多いです。
こんな景色を観てみたいという方、春から登山を始めてみませんか?

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