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「山登りのススメ」05:雷に遭遇した場合の対処法

夏山の午後は特に雷が発生しやすく、脅威であるというお話を前回の記事で書きました。

雷については、午後は早いうちに下山するなど、事前に雷を回避する行動を取ることが望ましいです。
ただし、山の天気は予想がつかないことが多いです。
当然、深夜や早朝から雷が発生することもあります。
そこで、今回は万一山で雷に遭遇してしまった場合の対処方法について、わたくしなりに調べた内容を書きたいと思います。


■【重要!】雷が起きた場合の基本姿勢

1)低姿勢をとり、身を小さくしてかがみこんだ姿勢をとる。(寝ない)
2)地面と体の間に絶縁体を敷く。
3)手足は閉じる(各部位間を電流が走るため感電の可能性が高くなる。)

■ケース別対処方法

[危険度A]森林限界以上の稜線上にいる場合(頂上含む)

1)稜線から外れ、なるべく高度を下げる。
2)上記基本姿勢を取る。

以上の対応で直撃雷を極力避ける。(下図参照)

[危険度B]森林限界以下の稜線上にいる場合

1)落雷の危険が高い、背の高い木(30m以上の木)から離れる。
2)上記基本姿勢を取る。

以上の対応で直撃雷を極力避け、側撃雷の対策をする。(下図参照)

[危険度C]樹林帯にいる場合

1)落雷の危険が高い、背の高い木(30m以上の木)から離れる。
2)上記基本姿勢を取る。

以上の対応で直撃雷を極力避け、側撃雷の対策をする。(下図参照)

thunder.jpg

※絵がへたくそですいません!!

以上、が対処法の基本となります。

この態勢に加えて知っておいてほしいのが、以下の項目です。

これも一般的な知識になりますので抑えておきましょう!

■雷の寿命
発生から消滅まで、一般的には45分ほどで内訳は以下のとおりです。

発達期(15分)
放電期(15分)
消滅期(15分)

■雷鳴と落雷の危険性の相関
一度落雷が起きると、次の雷は半径10キロ以内に落ちる可能性が高い。
つまり、音が聞こえた場合は直ちに避難行動に移る必要がある。

■落ちる場所
地形、場所にかかわらず、どこにでも落ちる。
高いところや、とがった物に落ちやすい傾向があるが、平地にも海面にも落ちる。
「金属」「濡れたもの」に落ちるは迷信
材質よりも、位置や形状が重要であることが近年明らかになっている。
山の場合、ピッケル、ストック、ザック、テントのポールが注意。
これらの荷物は避難時に別にまとめて、遠いところに置くこと。
また、複数人でいる場合、かならず3メートル以上離れること。

■落ち方
山では横に落ちることが珍しくない。

 

以上、今回の記事はここまでになりますが、これで少しでも雷への恐怖感が和らげば幸いです。
山を愛する者として、みなさんが無事に登って下りて来られることを祈っております。

 

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